国立天文台三鷹キャンパス

JR中央線武蔵境駅から小田急バスで20分位のところに、広大な敷地を構えます。
日没後は、敷地内の道を一緒に歩く隣の人の顔が分からないほど暗闇になります。
さすが、天文台です(笑)



1 太陽塔望遠鏡(通称アインシュタイン塔)

太陽の精密分光測をおこなうため1930年(昭和5年)に建設。この
建物全体が望遠鏡になっている為『塔望遠鏡』とも呼ばれています。
“アインシュタイン効果”を検出する事を目的に作られましたが、
この望遠鏡では検出できず、その後、太陽のフレアや
黒点磁場の研究などで世界的な成果を挙げたそうです。
建物自体も大正時代の日本建築を代表する歴史的な建造物であり、
1998年7月に国の登録有形文化財に指定されています。

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2 日本最大口径(65cm)の屈折望遠鏡

昭和4年(1929)完成。1998年3月には研究観測から引退しています
が、現在でも現役復帰可能な状態なのだそうです。
現在では、コンピュータによる制御が一般的ですが、
この望遠鏡は機械操作盤で制御していす。納められている建物も、
高さ19.5メートル、ドーム径15メートルという巨大な建築物で、
ロマネスク様式の建築物の影響を受けています。
この建物も2002年2月、国登録有形文化財に指定されています。

3 4次元デジタル宇宙実験シアター

天文の観測データ、論理データ、物理シミュレーション結果等を元に、
できるだけ正確に立体視化した映像を、試験的に公開しています。
TCP/IPで接続された6台の自作WindowsXP/2000での並列計算に
より、リアルタイム部分はOpenGL、ムービーは、DirectShowで再生。
スクリーンの後ろから、偏光フィルタをかけた2台のプロジェクタで
映像を投影、偏光眼鏡掛けて観賞します。(鑑賞は無料ですが要予約)
“国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト" は、
2005年1月 に 第1期 が終了します。

4 ベクトル並列計算機VPP5000とPetasite

正面奥に見える黒い箱が、スーパーコンピュータVPP5000
576GFlops/60PE、960Gbyte memory、12Tbyte HDD
向かって左の壁に並ぶ黒い箱が、超大型記憶装置Petasite60Tbyte
国立天文台のコンピュータシステムは、一般人も研究用に無料で
使用出来ますが(要申請)、国立天文台ローカルルールで、
1ヵ月に1回、(作業?)データを全消去するのだそうです! 潔い!

5 重力多体問題専用計算機GRAPEシステム

GRAPE-5 x 16台(無衝突系)、GRAPE-6 x 8台(衝突系)が
GRAPEシステムは、特別な空調設備が不要との事ですが、
スパコン室の床下から、常温の風が常に舞い上がっていました。
充分特別な空調だと思います〜  国民の血税を投入して運営される
国立天文台のスーパーコンピュータ群は、
2001年1月から稼動で、20億円強/6年だそうです!


枠が太い写真は少し大きい写真にリンクが張ってあります。

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